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<はじめに>
ゲームの進め方にも記載がある通り、特に縛りを設けないのであれば、第1戦車将は「不動」でグデーリアン、第2戦車将はコスパ重視でロンメル、というのが一般的な流れである。
戦車将だけで見れば、流言等をきちんと強化すれば、基本的に全シナリオ・演習等をクリアできる。
そもそも論として、第3戦車将軍は前線モードでは不要。というのも、戦車将軍を雇用強化して運用レベルまで使う勲章量で歩兵将軍二人目や流言将軍を雇った方がいい。第3戦車将軍は歩兵将軍と同等のバリューを出すのにもかかるコストが1万弱必要であるのに加え、歩兵将軍はその半分ほどで完成できる。
無論、戦車将軍が弱いという訳では無いが、実運用までにかかるコストはは第3戦車将軍を運用するよりも圧倒的に効率的かつ有意義な使い方があるため、ほとんど優先度は無い。
第3戦車将軍を運用する勲章でダメージソースを追加するための歩兵将軍や、人海、流言持ちのサポート将軍(特にメッセ)を拡充した方がいい。
第3戦車将軍はグデーリアンにコレクションを渡す上、電撃戦を入れる以上砦に対する爆発力に欠け、大量のコストをかけてこんなもんかとなり得ない。火力特化ビルドにしても歩兵将軍よりか砦に対する火力も低い。
ロンメルの次、三人目以降のゴールド戦車将軍は必要になってくるのは壊滅の戦区などというレベル。前線クリアなら第3戦車将軍を雇うのは遠回りになるので辞めておこう
<比較1.スキル・強さ>
1.スキル・強さ
将軍名 | コスト | 階級 | 歩兵 | 装甲 | 空軍 | 火砲 | 海軍 | 機動力 | スキル |
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モントゴメリー | 2610 | 少将 | 2(3) | 5(6) | 4(5) | 2(2) | 1(1) | 3(4) | 平原の戦いLv1 縦深防御Lv1 十字砲火Lv2 [空きスキル×2] | ロコソフスキー | 2455 | 少将 | 4(5) | 5(6) | 0(0) | 2(2) | 1(3) | 4(4) | 装甲指揮官Lv3 鋼鉄の洪水Lv1 掩体Lv2 [空きスキル×2] |
見ての通り、二人のスキル編成は明らかに異なる。「何の目的でその将軍を雇うか」によって強化の方向性(空きスキルに何を入れるか)は大きく変わりうる。ここでは、「前線」および「高難易度演習」、「高難易度征服」等に要求される「十分な火力」を追求するという目的でスキルを編成してみる。
つまり空きスキルには、
将軍名 | 追加スキル(×2) |
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モントゴメリー | 電撃戦・装甲突撃 | ロコソフスキー | 電撃戦・装甲突撃 |
比較についてはなるべく公正を期す。「火力」「継戦能力」「その他」の3つの観点から、
考えてみる。
[火力]
※通常、すなわち体力が半分以上あることを想定している。
ロコソフスキー | 装甲突撃Lv5・装甲指揮官Lv5(40%の確率でクリティカルダメージ) | モントゴメリー | 装甲突撃Lv5・平原の戦いLv5(平原でユニット火力+25) |
装甲突撃は共通であり差分は生じない、したがって実質平原の戦いと装甲指揮官の比較となる。平原の戦いは、平原にそのユニットを置いたとき「そのユニット兵科を問わず」、火力が向上するスキルである。しかし平原は至る所にあるため、少々注意してなるべく平原に配置するようにすれば、ほとんど常時火力アップスキルとみなせるだろう。
一方、装甲指揮官は「装甲部隊のみ」一定確率で大ダメージを与えられるスキルである。常時火力の向上ではないことに注意。
ゆえに「通常時の火力」としては、(モントゴメリーが常に平原にいる、といういささか恣意的な仮定のもとであるが)モントゴメリーがロコソフスキーを上回る。
他方、装甲指揮官が発動すれば、ロコソフスキーの火力のほうが圧倒的である。スキル装甲指揮官はレベル上げに伴い与ダメージも増加するため、1.5~2倍の火力をたたきだせる。
まとめよう。
通常時火力は、
「モントゴメリー≧ロコソフスキー(等号成立はモントゴメリーが平原以外にいる場合)」
装甲指揮官発動時は「ロコソフスキー>モントゴメリー」
+
| | スキル「装甲指揮官」について
|
スキル装甲指揮官は毀誉褒貶の分かれるスキルである。あくまで「体感的に」ではあるが、実際の発動確率と表示確率が合わず、発動しづらいと言われることが多々ある。
この観点から、「装甲指揮官は平原の戦いなどと比べて、明らかに見劣りするスキルだ」という指摘が存在する。それはそうかもしれない。しかし、装甲指揮官は本当に一部で「確率詐欺」と痛罵されるほどのスキルなのであろうか?
グデーリアンを例に挙げよう。忘れてはならないのは、敵AIのターンにおいて、装甲指揮官は敵からの攻撃(すなわちそれに対する反撃)時にも発動するという点である。また、こちらは(再突撃等をうまく発動させられる状況を除けば)基本的に「1度しか攻撃できない」のに対し、敵のグデーリアン搭載戦車に対する攻撃は複数回にわたるだろう。そして多くの人は敵のターンをスキップするため、実際のところ反撃時どのように発動しているかは知らないことのほうが多いはずだ。このことが、「体感的確率(自ターンの[発動回数]/[攻撃回数])」と「実際の確率([攻撃・反撃を問わず発動する回数]/[攻撃回数+被攻撃回数])」とのギャップの一因になっているのではないかと、筆者は推測している。
また目的のスキルが発動するまで再ロードを繰り返すいわゆる「プレイヤーチート」を前面に押し出したプレイ(事実前線ではそれぐらいのことをしなければならない)をするならば、「発動確率」云々はそもそも問題にはならないのではないだろうか?
|
[継戦能力]
将軍名 | 関与スキル |
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ロコソフスキー | 鋼鉄の洪水 | モントゴメリー | 平原の戦い |
ここでは体力半分以下の場合の能力を「継戦能力」と定義する。また、便宜的に「基礎火力(;装甲★6+装甲突撃)」という尺度を導入する。
体力が半分を切った場合、その装甲ユニットの基礎火力は7割程度に下がる。
ここで両者の体力フルの基礎火力は等しくその値をBとおく。すると、体力半分以下の際は、通常時(指揮官が発動しない)火力として、
モントゴメリー:0.7×B+(平原の戦い増加分)
ロコソフスキー:0.7×B+(鋼鉄の洪水増加分)
となる。(平原の戦い増加分)=(鋼鉄の洪水増加分)に注意。
鋼鉄の洪水は体力半分以下の場合、場所を問わず発動する一方、平原の戦いは前述の通り平原のみでしか発動しない。したがって「体力半分時」の通常時火力は
ロコソフスキー≧モントゴメリー(等号成立はモントゴメリーが平原にいるとき)
加えてロコソフスキーの装甲指揮官が発動しうることも考えれば、
「継戦能力はロコソフスキーがモントゴメリーを上回る」と考えられる。
+
| | スキル「十字砲火」について
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このスキルは「反撃時限定」のスキルなので効果が目に見えづらく、わかりにくい。分かりにく過ぎるのでこの比較からは省いている(編集者別ですけどね)。とはいえ結論はある程度考慮して書いてあるので、十字砲火無しでモンゴメリー=ロコソフスキーなら十字砲火込みでモンティの圧勝となる訳では決して無い。十字砲火は勲章無しで考えている。ロンメルも十字砲火を所持しているため、どちらかにしか付けれず、効果無しの十字砲火が1つ増えると考えれば実質的に無しであると判断したからである。
・火力
火力自体は文句無しである。なんと勲章を付けた状況ならなんと+60%で、勲章込み装甲突撃の+48%を上回る。しかし実際はロンメルと被るため+30%に留まるが、やはりかなり攻撃性能が高い。装甲指揮官と双方が勲章無し前提で火力が同じである。この火力が最も活きるのは侵入。圧倒的な火力を見せてくれる。
・発動条件
反撃時限定である。これがだいぶ痛い。反撃が総攻撃数の50%だとした場合、装甲指揮官より確率が高いが、装甲指揮官にはプレチがある。十字砲火にも攻撃しないという手段があるが、火砲にこの戦法は効かない。ただ、1人で突っ込んだり、籠城したり、敵の体力が多すぎて再突撃が発動しない場合は、装甲指揮官より優れていると言える。つまり、基本的に同等である。やはり使いにくさはあるのだが。
・再突撃との関係
十字砲火の最大の欠点とも言える要素がこれである。なんといっても敵を蹴散らす事が出来ない。これのせいで耐久力が低い火砲ユニットの処理効率が悪くなる。モンゴメリー最大の敵は火砲ユニットである要因である。1撃で倒せるなら問題ないが、50以降ではそうもいかなくなる。大戦期でモンゴメリーが強い要因にもなるのだが、欠点としてはかなり大きい。
・耐久性
反撃ばかり考えていると電撃戦が発動しないため、防御力に影響する。もういっそ諦めて電撃戦を外す事も考えて良いかもしれない。とはいえ欠点ばかりでは無く、再突撃の機会が減り、十字砲火砲火の発動が増え、継戦力に影響を与える。電撃戦プレチで被ダメゼロを目指すなら別だが。結果として、メリットよりデメリットが大きい。
・結論
基本的に優秀なスキルではあるが、所々欠点が目立つ。後は自分で考えてください(職務放棄)。
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[その他]
・機動力について:同率。ただしモントゴメリーは初期機動力が3である。
・初期階級について:同率
・戦車以外の能力について:モントゴメリーは空軍4を持っているが、空将として使うためには都市にこもらせなければならず、戦車将としての「最前線で戦う」という必要条件と相反し重大な意味は持たない。
<比較2.強化費用>
どこをどう強化するかによって勲章費用は変わる。ここでは1を踏まえて、その状態にするためにかかる費用について比較する。なお以下に書くのは「最大強化に要する」勲章量であることに注意。
①モントゴメリー
[強化方針]
・戦車能力を★5から★6へ
・空きスキルに装甲突撃LV5と電撃戦LV5
・機動力を★1つ上げる
・平原の戦いをLV5まで上げる
・十字砲火をLv2からLv5へ
[実際]
2610(雇用)+1750(電撃戦5)+1220(装甲突撃5)+800(装甲★6)
+1120(平原1→5)+375(行軍3→4)+1050(十字砲火2→5)=8925
②ロコソフスキー
[強化方針]
・戦車能力を★5から★6へ
・空きスキルに装甲突撃LV5と電撃戦LV5
・鋼鉄の洪水をLv5に向上
・装甲指揮官をLv3からLv5へ
[実際]
2455(雇用)+800(装甲★6)+1120(鋼鉄の洪水1→5)+1750(電撃戦5)+1220(装甲突撃5)+720(装甲指揮官3→5)=8065
結論
「つまるところ、どっちが強いの?」
砦に対するダメージソースという意味ならロコソフスキーの空き構成が装甲突撃爆破ビルドが1番シナジーがあり、最も有効的にダメージを与えられる。ただし、電撃戦を失うため剛鉄のフル強化も必須であり、1万近くの勲章が必要になる。
対物火力でもロコソフスキーの方が剛鉄持ちであるため、装甲突撃平原ビルドにできる点でロコソフスキーより優位に立てれる。しかしこれも同様に大量の勲章が必要になる。
モンティを有効活用できる場面というのが、十字砲火を活かした反撃運用の時。ただこれも要塞を狙うか、部隊を狙うかどちらにしても乗算が2つしか乗らない上に、反撃はこちらのフェースで狙った部隊にできるものでは無いので、運用が非常に難しく、ロコソフスキーよりもバリューを出しにくい。少なくとも両方、ダメージソースとして運用するならば、電撃戦を付けると圧倒的にコスパが悪く、バリューを出しにくい。剛鉄で火力を維持できる点で、ロコソフスキーの方が優位である
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