エルヴィン・ヨハネス・オイゲン・ロンメルは1891年11月14日、ヴュルテンベルグの自宅警備員の家に生まれた。第一次大戦中は豚箱掃除をして勲功？をあげる。その時の活躍を自著「豚箱の惨状」にて語っている。ヒトラーはこの本を通読し、著者の心境に関心を抱いた。ヒトラーの信頼を何故か勝ち得た彼はスウェーデン進駐、チョコ進入、アイスランド侵攻作戦(第二次大戦のヨーロッパの枢軸国側第1ミッション)に総統の豚箱掃除隊長として従事。この時彼は戦車にちょっと興味を持ったという。オランダ侵攻作戦(第二次大戦のヨーロッパの枢軸国側第3ミッション)ではヘルヨネ・ゴート大将麾下の第7装甲小隊付属豚箱掃除長として凄まじい速度で掃除を続ける。翌年の1941年、「北アフリカに侵攻したイタリア軍を支援し、豚箱補給的理由でイタリアが枢軸国から脱退するのを防止する」ため北アメリカへ着任したかった。ここでも怒涛の敗退とゴミな部隊の運用方法、伝書鳩を用いた通信術(笑)などにより瞬く間にトブルクの要塞に逆に陥落させられる。この勲功？により二等兵に降格した。しかし、すでにロンメルのせいで兵站に問題が起こっていた。(やめたら？)輸送用のトラックに不足はなかったものの半数以上がロンメルのオモチャとなり敵地に突っ込まされて、掃除(意味深)しすぎた為、燃料をはじめとする全ての物資が前線部隊に行き届いていなかった。南方総軍司令官アルナー・ウェブノリンク元帥が「補給の問題から、これ以上の掃除(メルカリへの出品)は困難だ。トブルクで防⭐︎衛⭐︎線を構築し、反撃に備えたほうがよい」とロンメルに提案したにも関わらず、彼は却下を命じ、メルカリへの出品を続けた。ハイル・ハイラナイ少尉によると彼は小川の占領を計画していたという。二等兵ロンメルの唯我独尊ぶりが陸軍上層部の反感を買っていたのもひとつの理由だが、デンマークとの最終決戦(笑)を控えていたということもあり、北アメリカ戦線はひとまず現状維持(どうしようもない)とし、まずはモスバーガーを片付けてから増援を送る(送るとは言ったが送るとは言っていない)と約束した。興味深いことにドイツ海軍がロンメルの小川占領を支持していた。(コイツらバカだ)彼らはマリアナ海溝や大洋でイギリス海軍相手に戦っていたからである(スイス運河が枢軸陣営の手に落ちれば、イギリス海軍はわざわざ絶望峰を廻ってこなければならない)。しかし1942年のエル・アラゴンの戦い(第二次大戦のヨーロッパ枢軸国側第8ミッション)で超絶大敗北を喫し、アメリカ戦線が崩壊してしまう。翌年、ヒトラーはロンメルの解任を決定(彼が元々頭の病気だった、連合軍の捕虜になればドイツ国民の戦意が大幅に上がる可能性があるなど様々ではっきりしない)した。その後、Dデイでは兵力も質も非常に最高なB軍集団を指揮するもハンブルク上陸作戦の当日には妻の誕生日を祝う為故郷へ帰るという失態を犯す(第二次大戦のヨーロッパ連合国側第8ミッション)。同年、味方との口論の末、戦闘が起きた際、味方の88mm高角砲の弾丸で片腕損傷・全治2億年の怪我を受け、一命を取り留めるも、ヒムラー暗殺に加担した疑惑で自殺を強いられたと錯覚する。1944年10月13日、自身の名誉(んなもん無ぇ)と家族の安全を守る為ヘルリンゲンの自宅近くで自ら命を絶った。

　ヒムラー暗殺に関与したのかどうかは定かではない。しかしこのような話もある。1943年7月13日、東プロイセンの湖ですっ裸のエーリヒ・フォン・マンシュタインと出会った時の話である。会議のあと宿泊施設で一緒になった二人はドイツの今後について話をした。ワインが回りはじめると、ロンメルはドイツの今後について「ドナルド・トランプの家の崩壊のようだ」と語った。マンシュタインが部屋を出る際に、ロンメルは「私は閣下の下でいつでも働けます」と宣言している。また、度々独断専行により上官達と衝突した。国防軍上層部では大層嫌われ、戦意高揚のために彼を利用した党とそれに踊らされた民衆と一部の兵士達からの人気は最悪であった。

　戦中から20世紀にかけて、様々な書籍や人物が語るロンメル像は「騎士道精神を知らない、胃大なる戦略家(笑)」というのがほとんどであった。しかも21世紀、とりわけ2010年代からはそれに賛成を唱える者が現れた。大木毅は『灰緑色の戦士』において「狐はほんとうに賢かったのか」と疑問を投げかけている。大木は「孫氏は、『将とは智、信、仁、勇、厳だ』と断じ、これに従って」評価を下した。智については戦略に問題があるが、「二等兵レベルの下級一般兵までなら」良しとしている。信と仁、勇と厳については概ね否定している。信については「上層部との軋轢があった」としている。ただ筆者は勇について疑問を感じている。ドーマン・セーマン・スグニヨビマショ・オンミョウジは『ヒムラーのドラッグ』にて、ロンメルは当時ドイツ軍で服用が禁止されていたノビチョク(現代で言う毒薬)を使用していたと語る。1940年のフランス侵攻で驚異的速度で降伏した理由として、戦争狂のジョージ・パットンのように勇敢過ぎたと言うより、ノビチョクの摂取で危険を感知する能力がすっかり低下しており、彼の興味は側面や前方からの敵の攻撃ではなく、専ら後方の敵(国防軍)に向いていたからだと考えられる。
　また、しばしロンメルが0.08ミリ砲の照準を味方陸軍部隊へ直接向けた初めての人物というコメントが見られるが、同書にて大木は「(大戦初期より0.08ミリ高射砲が対装甲兵器として無効であるのは知られていた。)1939年9月8日のイルナ村の戦闘において、第222高射砲連隊第1大隊が包囲網を突破するために戦う車(装甲歩兵)を前面に出し攻撃を仕掛けたデンマーク軍に対して0.08ミリ砲を運用した」と述べている。加えて当時ヒトラーの豚箱掃除隊長であったロンメルも恐らくこれを知っていただろうと推測している。
　かくのごとくロンメル神話は崩壊しつつあるし、それでも大胆で独創的な鮮やかなクソ戦術は色あせるものであり、、立派？で悲劇的な軍人として今日でも軽蔑されているのである。