比較
上記のスキル概要にある通り、装甲将軍において必須であるスキルは装甲突撃である。
そのため上記5人の将軍全てに装甲突撃をつけて比較を行う。
将軍 | スキル1 | スキル2 | スキル3 | スキル4 | スキル5 | 装甲 | 行軍 |
---|
マンシュタイン | 装甲突撃 | 装甲指揮官 | 電撃戦 | 平原の戦い | 鋼鉄の洪水 | ★6 | ★6 |
グデーリアン | 装甲突撃 | 装甲指揮官 | 電撃戦 | | | ★6 | ★5 |
ロコソフスキー | 装甲突撃 | 装甲指揮官 | 鋼鉄の洪水 | 掩体 | | ★6 | ★4 |
モントゴメリー? | 装甲突撃 | 平原の戦い | 十字砲火 | 縦深防御 | | ★6 | ★4 |
ロンメル | 装甲突撃 | 十字砲火 | 砂漠の戦い | | | ★6 | ★3 |
これより空きスキルが
グデーリアンとロンメルには2枠、
ロコソフスキーとモントゴメリーには1枠残ることとなる。
第一将軍比較
将軍 | スキル1 | スキル2 | スキル3 | スキル4 | スキル5 | 装甲 | 行軍 |
---|
マンシュタイン | 装甲突撃 | 装甲指揮官 | 電撃戦 | 平原の戦い | 鋼鉄の洪水 | ★6 | ★6 |
グデーリアン | 装甲突撃 | 装甲指揮官 | 電撃戦 | | | ★6 | ★5 |
初めにマンシュタインとグデーリアンについて考える。
前提としてどちらも装甲将軍としての最高峰の存在であることを否定する者はいないだろう。
彼らは両者共に装甲突撃、電撃戦、装甲指揮官を持ち合わせており、グデーリアンの空きスキルの2枠にマンシュタインは平原の戦いと鋼鉄の洪水をいれている。
このマンシュタインのスキルには無駄がなく、更に行軍もマンシュタインが1上回っているため、マンシュタインが最も汎用性のある将軍と言えるだろう。
とはいえ、それぞれのモードによって求められるスキルは変化する。例を挙げるとシナリオでは流言が、前線では爆破が強い効果を発揮する。
そのためグデーリアンのスキルをそれぞれのモードに特化させてやれば、グデーリアンの適正がマンシュタインを上回る。よってグデーリアンにはマンシュタイン超えのポテンシャルがあると言える。
いずれにせよこの二人が強さで第一、第二装甲将軍の枠に該当することは間違いない。
第三将軍比較
続いて第三装甲将軍についての比較を行う。
まずこちらの第三装甲将軍比較を見てほしい。
コスパ等を意識した比較であり、内容を要約すると、
グデーリアンとロンメルを第一、第二装甲将軍とした場合の第三将軍比較となっている。結論としてロコソフスキーとモントゴメリーの優劣はつけず、マンシュタインを理想とするものだ。
今回は上記の比較も参考にしつつ異なるアプローチから比較を行う。
将軍 | スキル1 | スキル2 | スキル3 | スキル4 | スキル5 | 装甲 | 行軍 |
---|
ロコソフスキー | 装甲突撃 | 装甲指揮官 | 鋼鉄の洪水 | 掩体 | | ★6 | ★4 |
モントゴメリー? | 装甲突撃 | 平原の戦い | 十字砲火 | 縦深防御 | | ★6 | ★4 |
ロンメル | 装甲突撃 | 十字砲火 | 砂漠の戦い | | | ★6 | ★3 |
前述の通り皆に装甲突撃を宛がうとすると、スキルはこのようになる。
ここから空きスキルを埋めることとする。
A.マンシュタインを目指す
将軍 | スキル1 | スキル2 | スキル3 | スキル4 | スキル5 | 装甲 | 行軍 |
---|
ロコソフスキー | 装甲突撃 | 装甲指揮官 | 電撃戦 | 鋼鉄の洪水 | 掩体 | ★6 | ★4 |
モントゴメリー? | 装甲突撃 | 電撃戦 | 平原の戦い | 十字砲火 | 縦深防御 | ★6 | ★4 |
ロンメル | 装甲突撃 | 装甲指揮官 | 電撃戦 | 十字砲火 | 砂漠の戦い | ★6 | ★3 |
上記の比較記事と同じく、装甲将軍の理想をマンシュタインとする。
そのためマンシュタインを理想としてスキルを寄せてみよう。
マンシュタインを目指す際につけるスキルは電撃戦であろう。
ロンメルは更に一枠空くこととなるので指揮官でもいれる。
さて、この状態を比較するとやはり「マンシュタインのなり損ない」となってしまう。
なり損ないの中で使用感を比較すると、ロコソフスキーが最もマンシュタインに近く、次点でロンメル、最後にモントゴメリーとなるだろう。
これは十字砲火が反撃スキルだからであり、攻撃で高い火力を出すことでその力を発揮するマンシュタインの使用感には類似しないからである。
B.将軍に合わせて育てる
ここからが本題となる。
この場合も装甲突撃のスキルは必須だ。
が、それ以外のスキルを将軍の個性を伸ばすようにつけることにする。
(太字:追加スキル)
ロコソフスキー
将軍 | スキル1 | スキル2 | スキル3 | スキル4 | スキル候補 | 装甲 | 行軍 |
---|
ロコソフスキー | 装甲突撃 | 装甲指揮官 | 掩体 | 鋼鉄の洪水 | 電撃戦 | ★6 | ★4 |
| | | | | 流言 | | |
| | | | | 爆破 | | |
まずはロコソフスキーについて考えよう。
彼のスキルはかなりマンシュタインに似ており、電撃戦をつけることで殆どマンシュタインの使用感に近づけることができる。そのため無課金でマンシュタインの代わりになりうる将軍である。
その他のスキルの候補は流言か爆破であろう。
こちらの場合はマンシュタインとの差別化を図る場合になる。
装甲将軍に高火力の攻撃を再突撃で連発することを求める場合、第三装甲将軍は彼となるだろう。
モントゴメリー
将軍 | スキル1 | スキル2 | スキル3 | スキル4 | スキル候補 | 装甲 | 行軍 |
---|
モントゴメリー? | 装甲突撃 | 平原の戦い | 十字砲火 | 縦深防御 | 爆破 | ★5~6 | ★4 |
| | | | | 電撃戦 | | |
| | | | | 装甲指揮官 | | |
| | | | | 流言 | | |
さて、彼につけるスキルの候補は電撃戦、指揮官と爆破だろう。
とはいえ前述の通り電撃戦をつけて汎用的装甲将軍を目指すと、マンシュタインやグデーリアンはおろかロコソフスキーの劣化となってしまう。
そのため彼の個性である十字砲火を活かした運用のスキル編成をまず考える。
十字砲火は反撃スキルであるため、モントゴメリーは反撃無効を持たない敵に充てることが多いだろう。
その際に役割の候補としてあるのが砦削りだ。
砦は攻撃力が低く、要塞特効が適用されるため爆破と十字砲火を活かしやすい。装甲突撃と平原のおかげでかなりのダメージを叩き出すことが出来るだろう。
爆破があることで征服での硬い都市を削る際にも役に立つ。
また、モントゴメリーは空軍★5であるため一時的に都市に入り空将として活躍させることも可能だ。この場合では爆破が活かされないため他のスキルを付けることとなる。
その際電撃戦は攻撃時のみの発動であるため候補から外れる。
反撃時にも発動する有用なスキルは指揮官と流言であろう。
指揮官はクリティカル攻撃、流言はデバフだ。確率は流言の方が高い。
都市にて集中砲火を受けることを考慮すると高頻度で流言を撒いて被ダメを抑えるのも良いかもしれない
ロンメル
将軍 | スキル1 | スキル2 | スキル3 | スキル候補1 | スキル候補2 | 装甲 | 行軍 |
---|
ロンメル | 装甲突撃 | 十字砲火 | 砂漠の戦い | 装甲指揮官 | 爆破 | ★6 | ★3 |
| | | | 流言 | 爆破 | | |
| | | | 電撃戦 | 流言 | | |
| | | | 装甲指揮官 | 電撃戦 | | |
| | | | 電撃戦 | 爆破 | | |
| | | | 装甲指揮官 | 流言 | | |
最後にロンメルについて考えよう。
彼は行軍がロコソフスキー、モントゴメリーと比較し1少ないため最近低い評価をされがちだ。
とはいえロンメルはデフォルトで装甲突撃を備えているため、この三人の中で最もポテンシャルがあるといえる。
ロンメルはシナリオで二人目の装甲将軍としての地位を確立しており、彼のスキルには電撃戦と流言をつけることがよくおすすめされる。
これは本人が高火力を出すのではなく、周りをサポートしつつも自身もなかなかの火力を出すためのスキルだ。
勿論これらはシナリオでは最重要の構成であるが、ロンメルのポテンシャルを活かすのであれば他の選択肢も考えられる。
前述の通りロンメルは装甲突撃と十字砲火を備えている。
十字砲火が最も活きるのはモントゴメリーと同じで対砦である。砦は動かないためロンメルの弱点である行軍3も気にならないだろう。
その場合彼は爆破に加え、先程モントゴメリーが取捨選択した指揮官や、砦以外に発動し汎用性を高める流言をつけることが出来る。
ちなみに装甲突撃、十字砲火、爆破、流言を併用可能なのはロンメルだけである。ロンメルの個性を十分に活かせていると言えるだろう。
総評
将軍 | スキル1 | スキル2 | スキル3 | スキル4 | スキル5 | 装甲 | 行軍 |
---|
ロコソフスキー | 装甲突撃 | 装甲指揮官 | 鋼鉄の洪水 | 掩体 | 電撃戦 | ★6 | ★4 |
モントゴメリー? | 装甲突撃 | 平原の戦い | 十字砲火 | 縦深防御 | 爆破 | ★5 | ★4 |
| 装甲突撃 | 平原の戦い | 十字砲火 | 縦深防御 | 流言 | ★6 | ★4 |
ロンメル | 装甲突撃 | 砂漠の戦い | 十字砲火 | 装甲指揮官 | 爆破 | ★6 | ★3 |
| 装甲突撃 | 砂漠の戦い | 十字砲火 | 流言 | 爆破 | ★6 | ★3 |
(太字:追加スキル)
上記より、これらの状態が最も将軍の個性を活かした構成だと言える。
モントゴメリーとロンメルの役割が被っているように見えるが、モントゴメリーは装甲能力を☆5に止めておくことが出来、ヘイト管理を行えるため単純な劣化とは言い難い。
結論
装甲将軍5名をマンシュタインを理想とする汎用的強さで並べると
マンシュタイン≧グデーリアン>>>ロコソフスキー>ロンメル≧モントゴメリーとなるが、
将軍毎の個性を活かした運用ことで様々な差別化を図ることが出来ると言える。
おまけ
上記の内容は前述の通りコスパを度外視して将軍の個性を活かしたものであり、実際のところ使い勝手や他の部隊との兼ね合いが最良であるとは言えないかもしれない。
将軍の差別化と言えども極論殆どの装甲将軍はグデーリアンの劣化となってしまう。
とはいえ劣化であるから使えないということはない。比較対象のグデーリアンが優秀すぎるだけだ。
劣化上等でロンメルやモントゴメリーを使用することも問題なく有用である。