#author("2017-04-25T01:37:37+09:00","","") *戦艦 [#k5b1966c] 第二次大戦初期までの海戦における主力の艦 当時は大艦巨砲主義が一般的で大型の主砲を積み込むための大型艦が戦艦であった。 巨大な戦艦は分厚い装甲に包まれ駆逐艦などの小型艦の主砲ていどでは装甲を貫くことができず。 また装備されている大型の主砲は分厚い装甲を貫く攻撃力と長距離への砲撃とそれを可能にする射撃システムを有していた。 戦艦の建造、運用には莫大な費用が掛かったためこれを運用できる国はある程度限られていて 戦況を大きく左右するものとして非常に大きな役目を担っていた。 しかし第二次大戦から航空機の対艦攻撃の有効性が着目され徐々に航空機が運用され始めると戦艦よりも空母の方が 重要視されるようになった。 **戦艦の役割 [#t98f0ed8] 戦艦の主な役割は圧倒的な攻撃力で敵艦を沈めるこ事にあった。 他艦種に比べて大型の主砲を搭載していいたためずべての敵艦の装甲を貫くだけの能力があったため 攻撃の要となっていた。 また大型艦であるゆえに大型の電探や通信機を装備できた上に重装甲だったため広くて安全な指令室を作成できたため旗艦としても多く用いられた。 **特徴 [#z8b12d42] 大きな特徴はまず艦そのもののサイズです敵艦の装甲を貫くために大型の主砲を装備するためにも艦自体を大きくする必要があったため 機動力が駆逐艦や巡洋艦に比べると劣ったため魚雷などを避けるのが困難だったため周囲を警戒する護衛艦隊を付けるなど単艦での運用は難しかった。 また大型の主砲は射程距離も非常に長く、水平線の向こう側まで砲弾を飛ばす能力があったため敵艦への着弾の観測のために観測用の航空機なども必要になった。 また戦艦は主砲だけでなく副砲もかなりの物を搭載していて、副砲ながら巡洋艦レベルの副砲が装備されていた。 これらの兵装は砲弾を変える事により対地・対艦・対空攻撃を可能にしていた。 また戦艦は大きなだけでなく重厚な装甲を有していて場所にもよるが200~400mm程度あり小型艦艇の主砲程度では有効なダメージを与えられなかったほどでした。 **航空戦艦 [#w6b8c195] 正式な艦種では無いが現代でも航空戦艦と表記される事が多い。 ミッドウェー海戦において正規空母4隻を失った大日本帝国海軍はそれを補完するため既存の艦艇の空母への改装が提案された。 当時機動部隊への随伴に最適である高速戦艦である金剛型戦艦と艦隊決戦として重要だった長門型と大和型を除いた中から伊勢型戦艦の 伊勢・日向がこの改装の対象となった。 しかし戦艦であるこの2隻を空母として改修するのは時間と資材を大きく消費するため完全な空母化は見送られ航空戦艦が生まれた。 これらの2隻は後部の主砲を除去されカタパルトが2機設置され艦載機み22機搭載できる状態に仕上がった。 しかしこれらの艦載機はカタパルトにより発艦できる物の後部甲板は着艦するにはあまりにも小さくカタパルトが設置されていたため着艦する事が出来ないため 発艦した航空機は攻撃後は最寄りの空母や陸上の航空基地に帰投する必要があった。 ただし当時の日本では資源不足や敗戦の影響で航空機の生産が遅れ、