HQ/将軍/パットンのバックアップ(No.27)

将軍の情報
	階級	少将
	HP	143%
	コスト	2675
	歩兵	★★★★★★
	装甲	★★★★★★
	空軍	★★★☆★★
	火砲	★★★★★★
	海軍	★★★★★★
	行軍	★★★☆☆★
スキル	効果
鋼鉄の洪水Lv1	装甲ユニットの受けたダメージがHPの半分以上を超えた場合、敵に与えるダメージ+5
塹壕Lv2	敵の火砲ユニットからのダメージを12％無効化にする
偽装術Lv1	敵の空軍ユニットからのダメージを6％無効化する

備考

最も前作との落差が酷い将軍。
前作ではシナリオクリアに必須だったが、今作ではむしろ雇わないほうがいい。彼を雇うくらいなら、もう少し頑張って勲章をためてグデーリアンを雇おう。

一部のアメリカの征服では初期配置からいて使えるが、1980征服で試しに彼を動かしてみよう。ゴールド将軍とは思えないほど火力が弱い。
それもそのはず。スキルがゴミなのである。彼のスキルはすべて耐久系スキル(火力維持、被ダメ軽減)で占められており、装甲能力☆6ぐらいしか見るべき点がない。
空軍は初期から☆3だが...それは戦車将軍としてのスペックとは関係無いし。
それでも、額面上のスペック(特に☆のバランスが良い)が高く、敵として出てくると無駄に硬いことから、「意外と活躍できんじゃね?」と思った人は注意。

まずシナリオ、征服・演習さらには前線では「こちらから積極的に攻めないとクリアできない」ため、火力系スキルに優れた人を雇わないと十中八九詰まる。ヨーロッパや太平洋までくらいならマシだった敵の量が、冷戦からはとんでもないことになる。敵を連続撃破できるのが戦車将軍の強みと言ってもよいのに、攻撃が心もとないと敵の量を減らせないまま濁流につぶされることになる。またクソ硬い敵将軍が攻略目標の時に、パットンくんでは削り切れないことがままある。それでもパットンくんは耐久に特化しているから良さげな気もするが、基本的に「出撃させられる将軍枠に限りがある」ため、耐久特化の人を投入しても根本解決にならないし、パットンを入れた分他の人の枠を消耗することになる。
結局パットンを(あえて)雇うとしても、1. アメリカ将軍縛り 2. ネタプレイ 3. 勲章が余りすぎて耐久特化将軍作りたい、くらいの用途しかないのだ。
それでもパットンに夢を抱く人にはレースモード(アンドロイド)をプレイしてみて実際にパットンくんを操作してみましょう。（レースモードでは初期状態より「かなり強化されて」います。）

今作で運営からのヘイトを買ってるとしか思えないほど弱体化した理由は不明。
前作がシナリオクリアに必須だったから相対的に弱体化させたのか、装甲将軍といえば「ドイツ」だということで他の国の人の能力を下げたのか(事実、ドイツ戦車将軍はモーデルを除きスキル構成が非常に優秀である)....。

機動力5だからTAで使える可能性は無くも無くも無くも無い気がする(？)。

比較と検証

戦車将軍は電撃戦、装甲突撃、流言の三本柱(流言はシナリオや演習が終わったら、征服用の平原の戦いに移行する)が重要(だからこそ、流言とさらには平原の戦いまで付けられるグデーリアンが強すぎる)なのだが...
彼はそのどれも持ってないので、追加スキルが二つの関係上どれかを捨てざるを得ないし、すべてゼロからスキル構成をする羽目になるため当然育成のコスパも悪い。ちなみに、偽装術、塹壕は猿でも見ればわかるような死にスキルだ。
たしかに、勲章度外視して火力系スキル追加すれば「パットンは攻防一体将軍」になる...ように見えるがこれが罠である。まず偽装術は「空軍限定でミサイル、核のダメージは軽減できない」スキルで塹壕は「火砲限定」の被ダメ軽減スキルである。冷戦期以降の征服やシナリオでは、「ミサイルと核」を将軍にぶち込んでくることが多くなるが、パットン君はそれを軽減できないという弱点がある上に、元々重戦車以上のユニットには対空兵器が付くので「偽装術」の恩恵が薄い。
さらに、「塹壕」は火砲の被ダメを軽減してくれるとはいえ、そもそも戦車将軍が被弾前提で「火力が高い火砲にこちらから攻撃を与える」「火力が高い火砲に攻撃を喰らってしまう」ことは避けるべきである。火砲は火力が高いが体力は低いため、1.空軍で弱らせたり、ワンパンできる状態で攻撃して倒す 2. こちらも反撃を喰らう確率が低い状態で攻撃して相手を弱らせる、の2つがセオリーである。よって塹壕は戦車将軍の運用の仕方に合ったスキルとは言えない。

ロコソフスキーは前述の三本柱を持っておらずコストこそ悪いものの、装甲指揮官Lv.3を初期から持っているためパットンよりは優秀である。
また、モンゴメリーもパットンよりスキル構成が優秀で、平原と十字砲火を持つ。(この二人は初期装甲能力☆5ではあるが、スキルがパットンより伸びしろがある。)

史実

ジョージ・スミス・パットン・ジュニア（George Smith Patton Jr.、1885年11月11日 - 1945年12月21日）はアメリカの陸軍軍人。モットーは「大胆不敵であれ！（Be audacious!）」。

エピソード

幼少の頃から将軍になろうと英雄願望を持っていた。幼少時から妹と軍人ごっこをして遊んでおり、その頃から「パットン中将（Lieutenant General Georgie S. Patton, Jr.）」を名乗っていた。古典文学と戦史を勉強する知的な子供ではあったが、基礎的な学習能力に問題があり、学校教育の全体にわたって影響した。他の子に比べ読み方を学ぶのが遅れ、綴り方のような基本的学習を行わなかった。今でいう失読症であったと言われている。

ウェストポイント卒業後、近代五種競技のアメリカ合衆国代表として、1912年のストックホルムオリンピックに参加。近代五種は伝統的にヨーロッパ勢が強く、5位という成績を残す。

輪廻転生、北欧神話の信仰者でもあった。多くの文献が、彼が自身をカルタゴのハンニバル将軍の再来であると主張したことを記している。他にもナポレオンとともに戦ったとも言い、ローマの軍団兵であったとも主張していた。

第一次世界大戦にアメリカが参戦するにあたり、パーシング将軍はパットンを大尉に昇進させた。フランスにおいてパーシング将軍は、パットンに新しく編制されたアメリカ戦車部隊の戦闘指揮を取らせた。

ミューズ・アルゴンヌ方面での作戦において負傷し、戦時昇進により大佐にまで昇進した。ちなみにパットンは第一次世界大戦に参加した将兵では珍しく、塹壕戦と言うものを全く無意味だと信じており、次の戦争は塹壕を掘ったり陣地を守ったりで勝敗が決まることは無く、機動力で決するであろうと信じていた。

戦争狂とも言えるその生涯であったが皮肉にも最期の言葉は「（自動車事故は）軍人の死に様ではないな」だったという。ただしこの欠点を自分でもある程度は認識していたようで、日記や妻には自分が「Too damn military（軍人らしすぎる）」と反省を込めて書いている（しかし態度は改まらなかった）。

1935年ナチスが制定したニュルンベルク法の原本を入手し故郷の図書館に寄贈している。

パットン

備考

比較と検証

史実

エピソード

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